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加熱しなくてもそのまま食べられるインスタント麺

インスタントラーメンは日本で1958年に初めて商業的に成功し、今では世界中の多くの国でいろんな味の商品が出回っています。
そんな数多くあるインスタントラーメンですが、最初に商業的に成功した袋めんを除いて、ほとんどの商品はカップ麺の場合は少なくてもお湯が必要だし、袋めんに至ってはお湯だけで入れてもなかなかほぐれずに、コンロを使用して煮炊きしないと食べにくい有様です。
もしお湯なくて麺をそのまま食べようとしたら硬くて食べるのに相当苦労をさせられてしまいますし、スープは粉末化して別袋になっているので、麺に味なくて美味しくないかもしれません。
もっとも袋めんがコンロで加熱しないとやっていけないのは、1960年代になって当時の主婦層からお湯だけ入れたのでは調理した気がしないという意見のもとでそうなったとされています。
ですがこれでは非常時においてお湯やコンロが使用できないときにインスタント麺は食べられない問題に遭遇してしまいます。
そんななかにあって最初に商業的に成功した某社の最初の商品である袋めんはコンロがなくてもお湯だけ入れても調理できるし、お湯がなくてもそのまま小さく砕いて食べられる利点があります。
なので今後は他社もこれらの問題を考慮したお湯なくてもそのまま食べられる災害用インスタント麺の開発販売を行うことも推奨されます。

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